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President

理事長挨拶

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KAZUTO IWASAKI

2025 TOYAMA JC President

KAZUTO
IWASAKI

岩崎 和外

学ぼう、
そして変わろう

~成長が導く新たな自分へ~

公益社団法人 富山青年会議所 2025年度(第74代)理事長の岩崎 和外 です。
私たち富山青年会議所は、富山市・舟橋村・上市町・立山町を活動エリアとし、
明るい豊かな社会を目指して“ひとづくり”や“まちづくり”に取り組んでいる団体です。

1952年の創立以来、「奉仕」「修練」「友情」の三信条のもと、
人材育成と、より良い地域社会づくりに尽力して参りました。

2025年度は『学ぼう、そして変わろう ~成長が導く新たな自分へ~』のスローガンのもと、
自らより良く変わろうとする地域まち、そして組織と人財を目指して運動・活動を行います。

富山青年会議所は地域まちに開かれた団体を目指し、
公開例会、まちづくり事業、次世代育成事業など、
多くの皆様にもご参加いただける事業を積極的に開催しております。
ご案内の折には是非ご参加いただき、様々なご意見やご助言を頂戴できれば幸いです。

以下に綴った文章は本年度の富山青年会議所の方向性を書いた理事長所信です。
もしご賛同いただけるなら是非とも事業へのご参加やご参画をいただき、
また仲間として入会し、共にとやまの地域まちに良い影響を提供していきましょう。

2025年度の富山青年会議所を何卒宜しくお願い致します。

公益社団法人 富山青年会議所 2025年度 第74代理事長

岩崎 和外

President’s belief

理事長所信

はじめに

本年から遡ること73年、戦後間もない1952年4月6日、 県下から52名の志高き青年が集い、富山懸青年会議所は設立されました。その時したためられた設立趣意書には 次のような文章があります。

「世界の歴史を繙くとき青年の残した足跡は実に偉大で あります。それは理想と実行を結合する情熱が青年にのみ與へられた特権だからであります。」
「富山懸在住の青年経済人相計り高き理想のもと、溢るる熱情と、固き友情に依って如何なる政党にも拘はること なく一途に品格の啓発陶冶に専念すると共に更に青年会議所を通じ志を同じくする内外青年経済人と相計り相提携し、以て社会の福祉文化と人類の平和に寄與せん事を期するものであります。」

この文章がこれまで73年の間、先達から脈々と受け継 がれ、富山青年会議所を支えてきた精神性であり、方向性を指し示す道しるべです。富山青年会議所の会員は、青年として熱情と友情によって、一途に人格や能力を成長させ、様々な青年経済人との交流のもと、社会への貢献を行うことが大切です。この志は2025年度の私たちに も確かに息づいています。

昨年1月1日、石川県能登の地にて発災した能登半島地震を受け行政、まちづくり諸団体、一般市民をはじめ各地の青年会議所も地域まちの復興に尽力しました。富山青年会議所は発災翌日から被災地への支援を始めることができ、これまでに積み重ねてきた学びや人との繋がりが結実した行動となりました。
青年会議所会員をはじめ住み暮らす人々はいつ何時起こるかわからない事態に対し、迅速に対応する精神と行動力を得るために学び、変わり続ける必要があります。 2025年問題を始め、刻々と変わる状況や時代に合わせて己を変化させ活躍できる人財となることで、自分自身に関わる人たち、とやまに住み暮らす多くの人たちの幸せへと繋がると考えます。

私は、富山青年会議所とは何か、と問われれば学びの場であると答えます。
毎月実施される例会、各種事業、その構築のために行われる委員会活動に各種会議、そのような活動を支える 交流に至るまで、多くの学びの機会があふれています。この機会を捉えて会員各々が成長していけば、周りの人たちや環境へも良い影響を波及させ、ひいては明るく豊かな社会の実現に繋がると信じています。

私は青年会議所に入会し、様々なことを学び続けてきましたが、学ぶことに終わりはなく、自分自身と関わってくれている人のために、これからも学び続けていきます。

学び続けた先に、自分自身の変化が必ずや見えてきます。今自身が抱える課題は何か、地域まちが抱える課題は何か。学び続け、そして自らを変えていきましょう。それが必ずや、とやまに住み暮らす多くの人の幸せと、より良いとやまの発展に寄与すると信じて。

学び、変わり続けること

過去と他人は変えられないが、未来と自分は変えられる。
うまくいかなかった過去に苦しめられることや他人の言動に一喜一憂しても自分ではどうすることもできません。 しかし自分自身の内面と現状を見つめ直し、変化に対応し成長し続けることはできます。どのような困難に直面したときも後ろ向きになるのではなく過去の経験、歴史、最新の情報を自分で獲得し学ぶことこそが大切です。そして人としての道理から外れることなく目標とする姿へ柔軟な姿勢で挑むことができるヒトとなりましょう。

これまでも自然災害や未曽有のウイルスの蔓延、AI技術の発展などにより目まぐるしく世間は変わっていきました。今年直面する「2025年問題」をはじめ、その先には「2030年問題」「2040年問題」「2054年問題」と大きく社会構造は変化していきます。その時々において、自分が描いている理想の将来像は見直す必要があるのかもしれません。 問題が発生したときに後悔するのではなく、どのように対応することが可能であるかを模索しましょう。そしてどのような変化が今後あるのかを知り、自分をどう変化させていくかを常に見つめましょう。時代が変わりゆくことを認識することで、今の自分に足りないことやできないこと を知り、何を成長させる必要があるのかというギャップを認識し健全な危機感をもって学び続ければ、必ずや変わることができます。切実に変わらなければいけないという想いが、人を学びと自己変革へ向かわせるのです。

変わり続けることを恐れずに学ぶことからはじめることができる人間でありましょう。

今、必要な学び

社会は昔も今も、自分一人では決して生きていけません。自身の家族や仲間、身近な人をはじめ、他者と関わり合うことで人は成長し、その一人ひとりの成長が地域まちの発展に繋がります。地域まちには多種多様な人々が住み暮らしていますが、一人ひとりが日々の生活の中で楽しさを見出し、自分の目指すべき姿や目標に向かって前進しています。一方でこの現代社会では、問題発生時の他責の姿勢が蔓延しています。この傾向は、自己成長の機会を阻み、問題の再発を招きがちです。自責の心は、自身の行動に責任をもち、改善策を模索する上で不可欠です。自己認識を高め、他者との共感力を育むことで、 より良好な人間関係を築き、組織や社会の発展に貢献できます。この状況下で、相手への共感力と自責の心を養うことが重要です。相手の意見に耳を傾け、自身の責任として問題解決に取り組むことで、多角的な視点から問題を捉え、より効果的な解決策を見出すことができると考えております。私たちがリーダーとなり、より良い社会を築くための原動力となります。一人ひとりが自らの行動に責任をもち、社会全体で協力し合うことで、明るい未来を切り開くことができるでしょう。

とやまの地域まちのために出来ること

富山青年会議所は2022年に「富山JC2022中期ビジョン」を策定しました。これは2012年に掲げられた「とやまの10年先未来ビジョン」を経て定められた、とやまの地域まちに対して私たちが考えるビジョンです。『WAがひろがる地域まちとやま』を目指すこのビジョンは、青年会議所、行政、民間企業、諸団体があるべき姿に向かって共に考え、 共に行動することで、心が繋がり、人の繋がりが生まれ、地域まちに驚きと感動をひろげることをコンセプトに しています。まちづくりとは何でしょうか。私は市民一人 ひとりの日々の営みの集まりが地域まちであり、だからこそ市民が活発に活動する場を創ることこそがまちづくりだと考えています。日々家庭を守り子どもを育てることも、会社に行って仕事を頑張ることもまちづくりの一環ですし、諸団体に所属して地域まちの運営や防災に寄与することもまちづくりだと考えています。であるならば、とやまのまちづくりに大事なことはとやまに住み暮らす皆が、住み暮らすとやまが住みやすい地域まちであるために自ら行動することではないでしょうか。そのためには、とやまを知り、とやまを想い、とやまを考えることが 大切なことだと考えます。富山青年会議所はこれまでに培った心の繋がりや人との繋がりを基に、本年度も『WAがひろがる地域まちとやま』の実現に向けて運動活動を行っていきます。その際には、同じくとやまをより良くしようとする諸団体の皆様との協働を推し進め、共にとやまの魅力に触れてとやまを知り、とやまを愛していただけるきっかけづくりを構築していきたいと考えます。そして、多くの市民の皆様がとやまに興味をもち、より良いとやまのために何が足りないのか、何が必要なのか、自分に何ができるのかを少しずつでも考え、WAを広げる行動を行い、そんな市民が自らまちづくりをする地域まちの実現に寄与したいと考えます。

先達から学び、仲間と繋がる

富山青年会議所は1952年に発足してからの73年間、多くの先達によって運動活動の場として機能し、2025年の現在では卒業されたシニア会員の数は1,000名を超えています。この先達諸兄姉は私たち会員の最大の理解者、応援者であり、偉大な方々が多くおられます。

この先達に、敬意と感謝の心をもち、同じ富山青年会議所に関わるものとして交流し、楽しみ、多くのことを学ばせていただけることもJCの魅力の一つです。普段の生活ではなかなか出会うことのできない方々との交流を深めることが大きな刺激となり、新たな気づきや価値観へと繋がります。この大きな財産である数多くの先達から学べる現役会員という立場を最大限に活用し、多くの方々と出会い交流し大きな気づきを得ていきましょう。

同時に、今いる現役会員との交流によっても多くの気づきが得られることを忘れるわけにはいきません。様々な職種、年齢、価値観をもつ会員同士の交流からは多くの学びや刺激を受けるとともに、大事な仲間としての絆も強まります。私たちは学び成長するとともに、その学びを地域まちに還元する使命があります。その運動活動に欠かせないのが仲間との絆です。一人では出来ないことも、多くの仲間と支えあい助け合うことで、英知が結集し地域まちの更なる発展に繋がります。会員間での交流を通して富山JCの組織力を向上させ、楽しく明るい運動活動を進めてまいりましょう。

主体性をもって学ぶ次世代へ

自ら学び、変わることが必要だと前述しましたが、これからの社会を担う次世代にも同じことが言えると考えています。しかしながら、現在の日本では自ら学び、変わっていく力をもつ若者が少ないのが現状です。その要因として、管理された環境下で自分で判断する機会が少なくなり、責任をもって行動する力が十分に育たないこと、他者からの評価を重視する風潮があるために失敗を恐れて挑戦しづらくなっていること、そして、内面的な価値よりどう見られるかを優先してしまう傾向があります。その一方、現代はテクノロジーの進歩が日々加速し、その変化のスピードはかつてないほどです。また、子どもたちは幼 年期から心身の成長とともに、興味のある分野や将来の目標が変化していくのも自然なことです。そのような背景の中で、その時々に応じて自分がやりたいことや目標を見つけ、主体性をもって学んでいくことがこれまで以上に重要だと考えます。

例えば私自身を例にとると、幼稚園のころは白バイ隊員になりたいと思っていました。この時はカッコいい!というだけで何をやっているかは関係なく、ただの憧れでした。そして小中学生の頃になると歴史に興味をもち、教師か学芸員になりたいと思っていました。多くの先達が通ってきた人生を学ぶことで人としての教えを得て、またその教えやつくられたものを受け継ぎ守ることにロマンを感じていました。日本史だけは誰にも負けないように頑張っていたことを思い出します。

憧れや好きという感情をもち、目標をもつことは人の成長に大いに影響を与えると思っています。それは勉強だけではなく、部活動や人間関係においても同様でしょう。自分は何がしたいのか、どうなりたいのか、どんな人間でありたいのかという、その時々の自身に合わせた目標をもつことが出来れば、それに対する現状との差を測ることができ、その認識こそが成長への一歩を踏み出す強い力になると考えます。自ら憧れ、なりたいと思った人間になる、そのために必要な学びこそが、やりたい学びであり、そのためなら苦労をいとわず行動ができ、それが人生を切り開く力になるのです。これからの社会を担う次世代が自分たちがどうなりたいかを常に意識し、主体的に学び続けることで、変化する社会にも適応し、活躍できる人材になると信じています。また、子育てにおいても学び、変わっていくことが重要であると言えます。子どもを育てやすい環境をつくるためには、常に知識をアップデートし、柔軟に対応していくことが欠かせません。富山青年会議所では「ベビーファースト運動」を推進しております。この運動は、子どもをもつ親だけではなく、地域まちや社会全体で取り組み、子どもを産み育てやすい優しい社会を実現することを目指しています。とやまでも「ベビーファースト運動」の認知が進み、少しずつ変化も見られてきましたが、目指す環境の実現にはまだ途上であると言えます。今後も「ベビーファースト運動」を推進し、新しい取り組みを地域まちと共有することで、子どもや親世代が笑顔で暮らせる社会を共に実現していきましょう。

多種多様な人たちとの活動

私はこれまで多くの仲間から教わり、育てていただきました。人は人でしか磨かれないと言われますが、出会った仲間や先輩方が実に多種多様な人たちであり、その幅広い意見や考え方を知ることで、学びや気づきが多く得られたのだと感じています。また、多種多様な人財とその意見や考えは、組織の活性化や活発な意見交換に繋がり、より良い運動活動を構築する力の源泉になっています。近年では富山青年会議所の会員数は減少傾向にありますが、私たちはこれからも、とやまの地域まちのために運動活動を行う組織として、多種多様な人と共に進む必要があります。多くの同志と共に行う運動活動は私 たちの学びへと繋がり、刺激的で楽しいJC活動にも繋がっていくでしょう。

また、同志を募る活動についても、今後私たちが地域まちで行う運動活動についても、行政や諸団体、そして市民の皆様から認知をいただき、協働することは不可欠です。多くの方の認知と協力をいただけるように、富山青年会議所の魅力と運動活動を発信していく必要があります。独自にもHPでの最新情報の掲載やSNSなどでの発信を継続的に行い、より多くの事業を報道機関の皆様に掲載していただくことで、地域まちの皆様に富山青年会議所のことを知っていただくことが重要です。さらに、私たち会員が富山青年会議所のことを知り、共感することによって、一人ひとりの会員が富山青年会議所について深く理解し、対外の方々へ話すことができるようになれば、多くの方へ富山青年会議所の等身大の姿を知っていただくことに繋がると考えます。対外と対内の広報を活用し、市民の皆様からの共感や協力関係に繋げていきましょう。

結びに

過去と他人は変えられないが 未来と自分は変えられる。
私たちは変わり、今より成長することが出来る。
成長が導く新たな自分へ向けて学ぼう。

学び続けるその先には、自分の行動が変化し、
それは関わる人の幸せへと繋がる。

地域まちのために 会社のために
家族のために 自分自身のために。

皆様一人ひとりの豊かな人生の実現、
そして何より、明るい豊かな社会の実現を目指して。

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